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2018年…

去る7月15日はkazさん(ピアノのある生活、ピアノと歩む人生の命日でした。

私はkazさんのブログと演奏の大ファンの一人で、幸運にも何回か生演奏を聴かせていただけたし、練習会でご一緒させていただいたり演奏のアドバイスもいただけました。

今思えば本当に、私のような一介のピアノ下手の横好きオバサンにも丁寧に接していただいて、ありがたい事だったなと思います。

私がラフマニノフのヴォカリーズを弾いてみようと思ったのもkazさんの影響なんですよね。

kazさんはアールワイルド編曲の「ヴォカリーズ」(←難しい…)をリサイタルで弾かれる予定だったのですね。

アールワイルド自身が弾いている「ヴォカリーズ」がYouTubeにあるので結構聴いて、とてもゴージャスな編曲なで素敵なんですが、さすがにこれは私には無理そう(^^;と思って全然違う編曲のものを練習したのです。(そしてその曲でさえまともに弾けてないという・・・)

kazさんが弾かれる予定だったアールワイルド編ヴォカリーズはこちら



きっとkazさんはあちらの世界でも音楽のお仲間さん達と一緒に情熱的なピアノを弾いている・・・

そう思っています。




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kazさんの残してくれたもの⑤

kazさんの残してくれたもの④の続きです。

そんなやり取りをごくたまにしていた程度だったのですが、一方私はバラード1番の練習をしていて壁にぶち当たることが多く、こんな進捗の程度で発表会に間に合うのか?仕上がるのか?ととても不安になっていました。

当たり前ですが、私には憧れの曲であり、決して実力に合った?曲では無いという思いがずっとありました。今でもありますが…
それに、一番の懸念は私にしては本番までの時間が足りないという事です。
前年に「ため息」を弾いた時は、本番まで8か月をかけました。
(そして、8か月もかけたけど、とても弾きこなせているとは思えない状況でした(^^;最後まで技術的に弾けない部分もありましたし・・・。)
対してバラードは最初発表会にと思っていなかったので練習し始めてから半年位で本番へもっていくというスケジュールになってしまいました。
4か月ほど練習していた時点で、自分には難しい部分、弾けない部分がまだ複数個所ありました。
更に暗譜の問題もありました。曲自体が長いので、元々暗譜がニガテな私に暗譜できるとは思えなかったし、かといって楽譜を捲りながら弾くのはそれはそれで難しい気がしていました。

そんなワケで技術的な未熟さにそれらの不安が重なり、発表会の曲を変えた方が良いのではないかと考えるようになりました。
なんだかんだ言いながらも、バラードに取り組み始めた最初の頃の気持ち、弾きこなせなくていい、という事が、いつの間にか
「弾きこなさなければ」に変わっていたのですね。

そんな気持ちを迷いという記事にした所で何人かの方からコメントやメールを頂きました。
どの方の言葉もご自分の事のように考えて下さって有り難かったです。
kazさんからもご連絡を頂きました。
要約するとこんな感じでした。

「発表会で無難に弾くのも大事かもしれないけれど、焦がれた曲を弾くという経験も大事かもしれない。聞いている人は細部のミスなど気にしない、何かを感じたいだけ、プロ、アマチュアの演奏関係無く・・・・聴き手は演奏者の想いを聴きとるものだと思います」

つまり聴く人は演奏技術を聞きたいわけでは無く、演奏者の想いを聴き取りたい…という事なのですよね。
暗譜が落ちた、とか盛大にミスしたとか、ここが弾けるとか弾けてないとか、そんな事は聴く人は気にしないんですよ、と。

安全パイで弾きこなす所を聞きたいわけじゃないんですよね。(kazさんはそれも大事かもしれないけどと仰ってましたが)

私はその記事の時点で確かにすごく迷っていて、先生にも「バラードは止めようかな~自信が無いです」と言ってはいたものの、
結果的にkazさんの言葉は強力な後押しになりました。

聴き手は演奏者の想いを聴き取る

そうか・・・

上手く弾けたね、ミスが無かったね、それもスゴイ事かもしれません。(少なくとも私にはマネ出来ません)

実際にそう言う耳で聴く人もいるかもしれません。

さすがノーミス?!素晴らしいね!と。

だけど、kazさんはそう言う耳では聴いていない方だし、私自身もピアノのお友達の演奏をそう言う耳では聴かない。

だとしたら、弾きこなせ無さそうだから止める・・・って選択肢、矛盾してるな・・・

憧れだったんでしょう?

舞台で弾きたかったんでしょう?

まだ迷いが完全になくなったわけでは無かったですが、お陰でかなり前向きに考えられるようになってきました。

ただ、練習の仕方には完全に行き詰っていたのも事実でした。

部分練習はしたし、お決まりのゆっくりの練習、特にコーダと最後のスケールはかなり練習しました。
でも、プロの方が弾くみたいにはとても弾けません。
通しの練習や録音して冷静に聴いてみたりも繰り返しました。
練習会などで人前で弾く練習もさせていただいたし、でも・・・
先生には
「焦りが演奏に出ている」と言われ、でもこれ以上どうすればいいのか・・・
自分でも技術的に弾けてない事はわかっているけど、それ以外にもいろいろと気になっていました。
演奏にまとまりが無い事、雑な感じで、ただ弾いてる…みたいになってる事…
気持ちの問題?技術から来てる問題?
何度練習をしてもこれ以上の進展が望めないような苦しい気持ちになっていました。


kazさんの残してくれたもの④

kazさんののこしてくれたもの③の続きの記事です。
(こちらを読んでいただいてる方には今更かもしれませんが、kazさんについてはこちら→ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

そんなワケで私は憧れの曲であるバラード1番に飛び込むことになりました。
でも最初、この曲を発表会で弾こうとは思っていませんでした。
他にも弾いていた曲もあったし、第一最後までまともに通せるかどうかもその時点ではわかりませんでしたので…。(結局弾きこなすという観点からは中々離れられないものなんですよね…(^^;)
自分でも逃げ道を用意していましたね。

「弾けなくても別に発表会じゃないんだし、いいんだ~。適当に楽しみで弾いていればいいんだ~」

と、その時点では思っていた気がします。
そしてどんな考えでピアノに向かうのも決して悪い事じゃないと思うし、向き合い方は人それぞれで間違いは無いと思うし。
いろんな人が居ていろんなピアノへの向き合い方があって楽しんでいればそれで良いと思うのです(#^.^#)

そんな時、レッスンの時先生にバラード1番を発表会で弾けば?と言われ、嬉しさ半分・不安半分な複雑な気持ちになっていました。
憧れた曲を発表会で・・・
先生がそう言ってくれた素直に嬉しい気持ち。
でも10分もの曲を舞台で弾くという不安。
正直どうなるのかわからないけど、でもやってみよう!
そう決めて参考の音源を求めてYouTubeをさすらう毎日。
有名どころ?のピアニストの演奏はかなり聞きました。
でも何故か・・・ピンとくる演奏が無かったんですね。

たまたまその頃、kazさんの記事のコメントに、「上手なんだけど自分の心に響かない演奏があるという事がわかるような気がする」と書いたら、
「現代のスターピアニストでは無くて、往年のピアニストの演奏を聴いてみれば?」
とアドバイスがありました。
そしてYouTubeを更に渡り歩き、途中で得意の脱線。バラードとは全然関係無い曲にハマりました。
私は本当にあまり曲やピアニストを知らないもので、
その時初めて知った曲が「水車小屋の娘」という曲の中の「水車屋と小川」という1曲。
ウラジミールソフロニッキーというピアニストの演奏がとても気に入ったんです。

(「水車屋と小川」は1曲目)

バラードの音源を探していたのにいつの間にか脱線してこの有様は実に私らしいんですけど(笑)
久しぶりに「わぁ~いいなぁ」と思えた曲(演奏)だったので、kazさんに報告したんですね、なんとなく...だったんですが。歌曲だし。
それに対して「水車小屋の娘」のあらすじなどを詳しく解説した返信を頂きました。

kazさんの残してくれたもの③

こうして振り返ってみると、kazさんとは本当に片手でも余るくらいしかお会いしてないんですね。
それにお会いしたと言ってもほとんどが演奏会で演奏を聴かせていただいたという場面ですので、対面でじっくりお話させていただいたのは更に少ないんです…(というか、ほとんど無いんですよね・・・)

でもやはり常日頃はブログでピアノや人生の考え方や行動などを読ませていただいていたので…
いつもその記事の内容にとても共感させていただいてましたから。
あれだけの経験をされてその上であのような演奏が出来る…
それは私の想像をはるかに超えた・・・何かものすごいエネルギーをkazさんの演奏からは感じましたし。
ピアノってこんな風に弾けるんだ?こんな風に鳴らせるんだ?

そんな中、kazさん主催のサークルピアチェーレさんの演奏会にも聴きに行きました。
kazさんはもとより、メンバーの方々の情熱的な演奏もとても素敵でした。
kazさんのバラードにまたまた感激していたのですが、後程ブログを拝見したら、どうやらその時大きな心配事を抱えていらしていたようでした。

その頃まだ私は来年の発表会の事もあまり真剣に考えておらず・・・
憧れだったショパンエチュード「大洋」と「フーガト短調」をレッスンしてもらっていましたが、例によって例のごとく長く弾いていてダレて来るというのか・・・
練習の仕方が悪いのだろうけど、弾けないまま徐々に飽きてくるという、そして弾かないから余計に弾けなくなるという悪循環に陥っていました。
そして満足に弾けないまま、これ以上やっても気持ちも技術もにっちもさっちも・・・というわけで強制終了。
次にトライする曲を何にしよう?

「あの曲もいいなぁこの曲も良いなぁ・・でも実は憧れのバラード弾いてみたいなぁ、無理だろうけど・・・」

というような事をグダグダと書いていました。

そんなグダグダのひとり言のような記事にkazさんからコメントを頂きました。

「弾きこなすんじゃないんです。飛び込んでみるんです。憧れに飛び込んでみる。」

私にとっては超憧れのピアニスト、kazさんからの直々のコメント!!

「憧れに飛び込んでみたらいいんじゃないですか?」
でもなく
「憧れに飛び込んでみませんか?」
でもなく、

「憧れに飛び込んでみる」

なんですよ。

なんだか不思議と、

「そっか、飛び込めば良いんだ」

と、素直に思えました。(単純なのだろうか・・・)

kazさんの残してくれたもの②

kazさんの残してくれたもの①の続きです。

そういうわけで2017年2月のkazさんのリサイタルへ行ってきました。
詳しくは
熱い思いが伝わる演奏ってある!(kazさんのリサイタルへ)
熱い思いが伝わる演奏ってある!~番外編
↑こちらをご覧ください。

初めて間近で聴くkazさんの演奏に、いたく感激した私。
演奏を終えて、kazさんを囲み、なんとkazさんが飲み物や軽食を用意してくださって、お話することが出来ました。
この演奏会の時に、たまたまある会でご一緒したことのあるピアノのお友達(NKさん)とkazさんがお知り合いだということで、これも本当にご縁を感じたのですが、
「今度kazさんを交えてみんなで弾き合い会をしましょうね!」
と、私にもお声をかけていただきました。(NKさんに感謝です!)

そしてそのピアノのお友達NKさん主催の弾き合い会が昨年夏にありました。
この時の記事がこちら

『葡萄が目にしみるオフ会』に参加しました。
そこでkazさんの演奏を再び聞かせていただけたんですが、もう、ほぼマジック?!のような感じでした。
ピアノを弾くkazさんを囲んで皆さんどんどんリクエスト、それに応えてkazさんが次々とリクエスト曲を弾くという・・・
バラード3番4番、愛の夢3番、ハンガリー狂詩曲2番、熱情第1第3楽章、ラ・カンパネラ、英雄ポロネーズ、イスラメイ、エチュード木枯らし大洋、ノクターン8番・・・
もちろん、楽譜ナシです…もう、ビックリです…みんな、大興奮していましたね。←特に私?!
凡人には信じられませんが、kazさんは「こうやってまずはワーッと弾いちゃうんだよ」と言っておられましたね(^^;
その時、参加されてた方達と、「いや、ワーッと弾ける事自体が凄いよね~」とか話していました。

その会の帰り、弾き合い会でご一緒した方と方向が一緒という事で、電車の中でお話させていただいたんですが、(その方もものすごく上手な方で・・・一聴して音が違う!!とわかる演奏をされていました)
「kazさんにレッスン受けられるものなら受けたいですよね~」って、そんなお上手な方が仰っていたんです。
もちろん、私も「そうですよねー!本当にあれは信じられなかったですよね、受けられるものならレッスン受けたいですね!」
なんて言ってたんですよね。
自分が聴いて感激した、そんな方からレッスンを受ける事が出来たらどんなに素晴らしいだろう…
ピアノを弾く人はみんなそう思うんじゃないでしょうか。

本当にあの弾き合い会は、私にとっては奇跡を見た?感じでしたね。
しばらく興奮収まらず・・・でした。

記念日

プロフィール

ね~み♪

Author:ね~み♪
子供の頃習っていたピアノ。
2013年より25年ぶりに再開、
2014年3月より先生について習い始めました。
夫と二人の子供がいるアラ50です。

※管理人が不快に思うコメントがありましたら予告なく削除させていただきます。


♪ただいま練習中♪

ショパン エオリアンハープ・ノクターン4番・8番
バッハ 平均律1-18

♪練習お休み中♪

ショパン バラード2番
ラフマニノフ ヴォカリーズ
グルック メロディ
ショパン ノクターン12番

♪発表会で弾いた曲♪

2019年 ショパン ピアノソナタ3番4楽章
2018年 ショパン バラード1番
2017年 リスト ため息
2016年 ショパン エチュードop.10-3
2015年 バッハ G線上のアリア、 ショパン ワルツ14番
2014年 ショパン ノクターン1番、 軍隊ポロネーズ 


※限定記事について
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