2018.02.25
当たり前かもしれないけど知らなかったこと。
今の先生に習うまで、ピアノの弾き方について知らない事がたくさんありました。
初めてのレッスンはショパンのワルツ7番。
音符を正確に、楽譜通りに押さえていく事=ピアノを弾くという事だと思っていた私。(それもある意味間違いではないと思うけど)
一番の関心はいかに間違わずに鍵盤を押さえられるのか??っていう事。
ペダルの踏み方もおかしかった(今も良くわかってないけど)
ズンチャッチャ♪ズンチャッチャ♪
ワルツの7番(op.64-2)といえば、ワルツの中でも何とも言えない憂いのある大人な曲。
それをまあとにかくカサカサに乾いた味気無いワルツにしてたのですね。
ペダルの踏み方が短すぎてこの曲には似合わない、たぶん楽譜も見てるようで見てなかった。
ペダルをもう少し長めに踏みましょうと。
ワルツを何曲かやって、ノクターンのop.9-1を。
その時に初めてショパンは音符の長さをきっちり弾かなくてもいいんですよ、と。
私の中で子供の時からピアノの時は完全に止まっていたので、バイエルとかソナチネとかの音符は指示通りの長さを守る…という弾き方しか知りませんでした。
音符の長さが違うってどういうこと?(?_?)
先生はそこで私にもわかりやすく「歌う」ということを教えてくださったんでしょうね。
なるほど…ショパンは特別なのか…目からウロコが落ちました。
ある時は編曲ものだったかな、G線上のアリアだったか。この曲は繰り返しがあるんだけど、1回目と2回目は同じように弾かない方がいいんですよ、と。
繰り返しは全く同じように弾くものだと思っていた私。
え??違っても良いの??そうなの?これも目からウロコ。
先生はどちらかというと1回目はさらっと、2回目はためて弾く方がいいと教えてくれました。
へぇー、あっそうなんだ?!そういうものなのかな?
とにかく1回目と2回目は違う印象を持たせること。
音の強さ大きさも変えましょうとか。
あと、クレッシェンドの仕方。
例えば
f<ff
というような部分があったとして、私は楽譜通り
fからそのままffに強くしていこうと思っていました。というか、そういうものでしょう?と思ってました。
でもその弾き方だと、録音で聴いても正直fからffになってるなー、という感じはあまりしないんですよね。
ずーっとfだねー、と言う感じ。
そういう部分を先生は
fからあえてPくらいに一瞬弱めたところから、徐々にクレッシェンドしてffまで持っていくようにします。
すると、とてもクレッシェンドしてる、迫力を感じる効果があるんですよね。
そういうやり方も、自分では全然考えられなかったし、自分で録音を聞き返してもとても納得できるクレッシェンドになるんですよね。
まさに私にとっては目からウロコ…
自分で頑張って強く弾いてみても、聞いてる人に迫力が伝わらなかったらクレッシェンドじゃないんですよね。
以上、私が先生から教わった、(もしかして当たり前だけど、)知らなかったことです。
他にもあると思うけど、思い出したらまた書いていこう。
まだまだこれからいろんな目からウロコ体験をしていきたいですね!
初めてのレッスンはショパンのワルツ7番。
音符を正確に、楽譜通りに押さえていく事=ピアノを弾くという事だと思っていた私。(それもある意味間違いではないと思うけど)
一番の関心はいかに間違わずに鍵盤を押さえられるのか??っていう事。
ペダルの踏み方もおかしかった(今も良くわかってないけど)
ズンチャッチャ♪ズンチャッチャ♪
ワルツの7番(op.64-2)といえば、ワルツの中でも何とも言えない憂いのある大人な曲。
それをまあとにかくカサカサに乾いた味気無いワルツにしてたのですね。
ペダルの踏み方が短すぎてこの曲には似合わない、たぶん楽譜も見てるようで見てなかった。
ペダルをもう少し長めに踏みましょうと。
ワルツを何曲かやって、ノクターンのop.9-1を。
その時に初めてショパンは音符の長さをきっちり弾かなくてもいいんですよ、と。
私の中で子供の時からピアノの時は完全に止まっていたので、バイエルとかソナチネとかの音符は指示通りの長さを守る…という弾き方しか知りませんでした。
音符の長さが違うってどういうこと?(?_?)
先生はそこで私にもわかりやすく「歌う」ということを教えてくださったんでしょうね。
なるほど…ショパンは特別なのか…目からウロコが落ちました。
ある時は編曲ものだったかな、G線上のアリアだったか。この曲は繰り返しがあるんだけど、1回目と2回目は同じように弾かない方がいいんですよ、と。
繰り返しは全く同じように弾くものだと思っていた私。
え??違っても良いの??そうなの?これも目からウロコ。
先生はどちらかというと1回目はさらっと、2回目はためて弾く方がいいと教えてくれました。
へぇー、あっそうなんだ?!そういうものなのかな?
とにかく1回目と2回目は違う印象を持たせること。
音の強さ大きさも変えましょうとか。
あと、クレッシェンドの仕方。
例えば
f<ff
というような部分があったとして、私は楽譜通り
fからそのままffに強くしていこうと思っていました。というか、そういうものでしょう?と思ってました。
でもその弾き方だと、録音で聴いても正直fからffになってるなー、という感じはあまりしないんですよね。
ずーっとfだねー、と言う感じ。
そういう部分を先生は
fからあえてPくらいに一瞬弱めたところから、徐々にクレッシェンドしてffまで持っていくようにします。
すると、とてもクレッシェンドしてる、迫力を感じる効果があるんですよね。
そういうやり方も、自分では全然考えられなかったし、自分で録音を聞き返してもとても納得できるクレッシェンドになるんですよね。
まさに私にとっては目からウロコ…
自分で頑張って強く弾いてみても、聞いてる人に迫力が伝わらなかったらクレッシェンドじゃないんですよね。
以上、私が先生から教わった、(もしかして当たり前だけど、)知らなかったことです。
他にもあると思うけど、思い出したらまた書いていこう。
まだまだこれからいろんな目からウロコ体験をしていきたいですね!
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