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セレブなピアノ・レッスン♪

ここは日本でも有数のセレブが居住している地区S。
セレブね~みはピアノレッスンのため、1階のリビングでピアニストN先生を待っていた。
リビングは2部屋あるのだが、そのうちの1部屋はスタインウェイのフルコンサートグランドが置いてある。
室内楽やピアノの演奏など、少人数のコンサートが出来るような設備が整っている。
ロココ調のインテリアが煌びやかな部屋だ。

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程なくしてチャイムが鳴り先生がお見えになった。
「いらっしゃいませ!先生、1ヶ月ぶりですけどごきげんいかがですか?」
N先生はそれとわかるブランドの真紅のワンピースのすそをたなびかせながら
「あら、お蔭様で、カーネギーのコンサートも大盛況でしたわ。」
「そうでしたわね!もちろん耳に入ってきてますわよ、先生のご活躍は!」
「いえいえ、そんな大それた事は何もしてないんですけれどねぇ」
「とんでもないですわよ!あちらでも大反響だったのを日本ではもう皆さんご存知なのよ~。私もこんな素晴らしい先生に教えていただけるなんて。わたくしだって鼻が高いのよ~、ささ、疲れましたでしょ、まずはちょっとお休みになって」
そう言うと側にいた使用人にお茶の用意をさせた。

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シリックの白いロココ調のソファに二人は腰掛けた。
マイセンのティーカップに美しい色の紅茶が注がれる。
「ニューヨーク帰りでお疲れでしょうに、呼び立ててしまってごめんなさいね。ほら、レッスンも間があいてしまうと不安でしょう。そのかわりというわけではないけれど、今日はなかなか手に入らないスイーツをご用意しましたのよ。お口に合うとよろしいんですけれど・・・」
と、ケーキの焼き型に入ったチーズケーキを取り出した。
「あら!これ!もしかしてあのお高い?・・・」
「ええ、ケーキにしてはね。でも、全然、味が違うのよ~。もうこれ食べたら他のチーズケーキなんて食べられなくなっちゃうわよ。これで15000円ならお安いものだわ。さ、お召し上がりくださいな」
「本当に、美味しいわ~!ね~みさんたら、相変わらずグルメでいらっしゃること!」
ひとしきり、N・Yの土産話を楽しみながらの贅沢なティータイムだ。

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「そろそろレッスンを始めましょうか」
「はい、先生、お手柔らかにお願いしますわね」

「え~と、ね~みさんが今なさってるのはあの曲でよろしいかしら?」
「はい、先生、まだ譜読みが完全でなくて・・・・」
「まあ、でもね~みさんはお忙しいでしょうから、仕方がありませんわ。では、弾いてみてくださる?」

スタインウェイの前に座り弾き始めるね~み。


「ドーレーミー、ドーレーミー、ソミレドレミファ・・・」
「あっ!!先生、ごめんなさい、譜読みが・・・っ!!ああ~~、私とした事が!!ああ~~」

「ね~みさん、いいんですよ、間違いは誰にでも、どんなピアニストにだってあるのよ。」

「でも私!!こんなに簡単な曲なのにっ!!」

「いいえ、この曲はね、一見簡単そうに見えるの。でも、奥が深くてとても難しい曲なの。あのホロビッツだってそう言ってたわ。」

「え?ホロビッツが・・・?この曲を・・・・?!チューリップを?・・・」

※「そうよ、この曲を美しく弾く事は簡単ではないのよ。だからね~みさんが間違うのは全然恥ずかしい事じゃないのよ。
それに間違っても、もう一度聞きたい演奏というのがあるんですよ。」

「え・・・・間違ってももう一度聞きたい・・・・?」

「では、最初からもう一度、弾いてみましょうね」

「はい・・・・ドーレーミー、ドーレーファー・・・・・・あ!!!また間違ってしまったわ!!あ~~~!!」

「ね~みさん、いいんですよ、間違ってももう一度・・・・(-"-」

以下、繰り返し



※このお話は、もちろんフィクションです。

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笑笑

先生!俺もそろそろちゅーりっぷ弾いてみたいです!( ;´Д`)

モル作さんへ

> 先生!俺もそろそろちゅーりっぷ弾いてみたいです!( ;´Д`)

モル作さん、そうね、あなたにはまだチューリップという難曲を弾くための経験値が足りないようね。

それでは、ごきげんよう。

No title

あらね~みさん、そのケーキ、わたくしもぜひいただきたいわ。この次の練習会に持ってきていただいてもよくってよ?電車でお越しになるわけでもないでしょう?それから、2次会はどうします?ね~みさんのお宅のヘリコプターに乗って別荘まで行くというのはどうかしら?そこにはもちろんグランドピアノはあるでしょうし。お料理なんて使用人の方にお願いすればいいわね。それよりも・・・練習会はスタジオを借りなくてもね~みさんのお宅でいいと思いますわ。そこでご一緒にチューリップを弾きましょう。ではごきげんよう。妄想カテゴリーを楽しみにさせていただきますわ。あらっ・・・・??妄想・・・??

ねこぴあのさん

いらしていただいたのね、ありがとう。先日のブートキャンプは楽しかったですわよ。
ほらわたくし、いつもセレブレティな生活に飽き飽きしていたところだったものですから、一般ピーポーの練習会にとても心惹かれていたんですの。
情報の早いねこぴあのさんならご存知かもしれないですけど、宅の主人はいろいろと口うるさいんですのよ。宅のスタインには余所の方は触れさせるなとか…。困りますわ。
次回の練習会にはケーキじゃあ面白くないと思いますの。かわりといってはなんですが1粒5万円のイチゴをお持ちしますわ。
あ、そうそう、その次の練習会はわたくしのビバリーヒルズの別宅がございますから、ご一緒にいかがかしら?そちらにはベーゼンがありますわよ。
あら?旅費が無い・・・?
それはとても残念だわ・・・
自家用ジェットをそろそろ購入する時期が来たのかも知れないわね・・・。
あとね、これもご存知でしょうけど、チューリップは難曲なのよ。
私があの曲を披露するのはカーネギーと決めているのよ。
妄想・・・・?いやね、失礼な…

それでは、ごきげんよう。

No title

チューリップも蝶々もむずかしくてよ!
なぁんて会話聞こえてきそう。
セレン~ティー!?(笑)。
発表会終わったら、ゆっくりお約束のあの曲、
マジで解凍いたしますわね、ね~みmadam(笑)。
発表会終わんないと落ち着かないし、
しばらく弾いてなかったら、だいぶ忘れてました(^-^;。
しかし、のだめカンタービレみたくは、
速く弾けませんよ(笑)。

真由子さん

あら、遅くにおいでくださったのね、ありがとう。

もうすぐ発表会ですのね。ワクワクですわね。
わたくしもいつかカーネギーでリサイタルを開く予定ですから
こちらの発表会とやらにも出てみなくてはいけませんわね。
真由子さんはご存知かと思うけれど、ちょうちょうエチュードはかなり難易度がお高めなのよ。
あっ、チューリップ程では無いかもしれないけれど(笑)
例の御約束?あれは急ぎませんことよ。
真由子さんがお暇になられてからごゆっくりで結構ですわよ。

それでは、ごきげんよう。

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プロフィール

ね~み♪

Author:ね~み♪
子供の頃習っていたピアノ。
2013年より25年ぶりに独学で再開、
2014年3月より先生について習い始めました。
夫と二人の子供がいるアラ50です。

♪ただいま練習中♪

ツェルニー40番-39番
バッハ 平均律2巻 8番フーガ
ショパン エチュードOp.25‐12

2017年レッスン終了した曲

バッハ パルティータ6番 トッカータ・インベンション2番
平均律2巻 3番プレリュード・12番プレリュード・パルティータ1番 プレリューディウム
カッチーニ アヴェマリア(編曲もの)
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